堀井紀壬子さんと佐渡アンさんが、今年相次いで亡くなられました。
佐渡アンさんは、GEWELの設立当初から、ダボス会議の女性版とも言われる「世界女性会議」(Global Summit of Women)の日本開催を目指し、長年にわたり活動されてきました。2017年に東京での開催が実現したのは、アンさんが中心となり、多くの人々の力を結集した賜物です。
また、GEWELの活動を通じて、企業の女性リーダーを励まし、アンさん自身がロールモデルとしてリーダーシップを発揮してこられました。
堀井紀壬子さんは、日本の女性たちがこれからリーダーとして活躍するためにとGEWEL設立に尽力されました。
多くの女性達が彼女の姿勢やスキルを学び、その後各地で活躍しています。
お二人の夢と確固たる意志が無ければ、GEWELの誕生はありませんでした。そのご功績に深く感謝し、心よりお悔やみ申し上げます。
お二人の想いと遺された足跡は、これからも私たちの心に生き続け、次の世代へと受け継がれていくことでしょう。
GEWEL理事一同
設立経緯はこちらから
https://www.gewel.org/about/organization-overview/
GEWELの皆様、堀井さん、アン、この記事を見つけてどんなに驚いたことか。信じられない思いで一杯になっております。アンさんとはTOASTMASTERS INTERNATIONALの会合や他の女性団体IWWA等でお会いし、様々な貴重な交流を持ちました。アンさんに強烈に誘われてGEWELの会合にお伺いし、堀井さんにもお会いしました。アンさんは「ダボス会議には、日本人の女性が本当にいないのよ。あなたが出席するだけで日本人の価値が上がるからいらっしゃい」と言っていたな、と思い出しました。私も国際法務でやっとそこそこの仕事ができるようになりましたが、最近においてもなお、女性が働きやすい環境になっているとはとても思えません。世代的にはこれは自分のせいでもあると決めて、動こうとしている毎日でございます。このように機会あるごとに仕事場で、社交場で、それなりの態度と主張を行うよう努めておれますのも、若い頃から良き心熱き仲間に恵まれたからだなと、思い出が胸に迫って参ります。ここに改めまして追悼の意を表明したく存じます。お疲れ様でした。天国で会いましょう!GEWELの皆様、ご活躍期待しております。別の場所からではありますが、共にがんばりましょう。