開催レポート
9月29日(日)、台東区男女平等推進フォーラム内で、「小1の壁」とみんなでらくらく超えるワークショップが開催されました。
プロジェクトリーダーである高橋より当ワークショップを開催した背景について話をした後、前半は参加者の自己紹介、ワークシートの作成とシェア、後半はワークシートを受けて挙がった困り事を払しょくしていくためにはどのようなアクションをおこし、どこにアプローチをかけていけばいいのかを参加者間で話し合いました。
参加者は小1当事者、「小1の壁」を乗り越えた先輩ママ、近い将来小1になるお子様をお持ちの方、子育てをひととおり終えた先輩、学生など実に多様でした。
参加者からは、幼稚園・保育園という比較的多様な空間の中から飛び出て急に画一的な小学校という場に身におくことに親も子も対応していくのが難しいという声が挙がりました。
特に、親はお迎えの時間など物理的制約に対しての困り感があることに対し、子どもは成長とともに自我が芽生えるところからくる他のお友達との違いに対応しきれなくなるという精神的な困り感があるようです。
また、小1に限らず、現行の画一的な学校システムそのものが多様化している現代の社会システムに適応しきれていないのではないかという意見も挙がりました。
具体的には教師の数が圧倒的に少ないので人数を増やしてほしい、学童ならそこまで問題なく行けるので学校の時間帯に学童も並行して走らせ困り感の感じる子の対応ができるようにしてほしい、などという声がありました。
そのためには、地域を巻き込み大人の数を増やすとともに行政にも現状の学校の様子をお伝えする、という両輪からのアプローチが必要だという意見が出ました。
貴重な意見がたくさん出てきたのでこれからのアクションにつなげていければと思います。
参加者の皆様、ありがとうございました。
また、グラフィックレコードを担当していただきました井筒様、とてもわかりやすくまとまっていて感動しました。ありがとうございました。
募集時のご案内
働く親にとって、両立するのが厚く高い壁のように思える時期が、子どもが小学1年生のときです。
放課後の居場所不足だけでなく、小1親子は多くの小さな壁に直面します。入学までの準備、初めての授業、友だちとの関わり方、先生との情報交換、など、親子にとって初めてのことも多くあります。地域や学校、なによりそれぞれの子どもは違っていますから、何が待っているのか予測しにくいのも特徴です。
そこで今回、東京都台東区立男女平等推進プラザ・はばたき21主催の男女平等推進フォーラムにGEWELも参加することになりました。
「小1の壁」を乗り越えるため、一緒に知恵をつけあうワークショップです。
仕事で培ってきたスキルや経験を生かして、小1の壁をみんなで乗り越えましょう!
日時:2019年9月29日(日)10時~11時30分
場所:台東区立男女平等推進プラザ・はばたき21 404企画室
(台東区西浅草3丁目25番16号 生涯学習センター4階 )
・JR鶯谷駅 徒歩約15分
・日比谷線入谷駅 徒歩約8分
・つくばエクスプレス浅草駅 徒歩約8分
対象:・小1の子を持つ親
・小学生の子育て問題に関心のある方
・小1の壁を感じたことのある方
・小1の壁に直面している部下をお持ちの方
・小1の壁について考えたい企業人事担当者 など
定員:24名
費用:無料
申込:事前申し込みは10名まで下記アドレスで受け付けます。
https://gewel-event929.peatix.com/