ふたりごゴト（April）

Miyoko Kojima

Yuta Hasumi

 

Y「はーい！みよこさん、元気ですか？」

M「わたしは今日も元気ですよー！」

Y「始まりましたね、わたしたちのトークコーナー」

M「そうですな、軽いノリで引き受けちゃいましたから」

Y「わたしたちふたりが日常生活からＤ＆Ｉを考えるんですよね」

M「いつもの雑談になりそうで怖い・・・」

Y「日本を離れても、いつもオンラインで話してますもんね」

M「いまロンドン？」

Y「NO!　Knokkeという海沿いにいるんです。」

M「海って、どこの海？」

Y（位置情報を送信しました）

M「９回も縮小して、やっと国の場所を把握したよ」

Y「９回（笑）私もロンドンに来るまで国感わからなかったです」

M「国感って？」

Y「地名を聞いたときに、地図上のどこか、ってすぐイメージできないんですよね」

M「なるほどね、で、いまはベルギーなのね、遠くにいるんだね」

Y「イギリスから海を渡るとどうやらベルギーです」

M「ちかっ！」

Y「イギリス 　海　海　海 フランス　ベルギー　オランダ、こんな感じです！」

M「一番近いのは？」

Y「フランスですね」

M「あれ？そうだっけ？」

Y「イギリスとフランス、トンネルで繋がってて。車で来ましたよ。」

M「え、フランスってイギリスの近くなの？いまさらだけど」

Y「海ほたる感覚」

M「えー！まじかー！わかってなかったよー」

Y「首都高で走ってると『埼玉県に入りました』『神奈川県に入りました』『東京都に入りました』ってカーナビから流れるじゃないですか？その感覚でフランス〜ベルギー〜ドイツとか。島国住んでると国境ってあんまり意識しないなと実感しました。」

M「その音声、聞かせてほしいわ！」

Y「今度録音してきます！」

M「待ってるね！」

To be continued（つづく）