N : Naoko Yasui | Y : Yuta Hasumi |
Y「安井さん、こんにちはー!」
N「こんにちは」
Y「ゴールデンウィーク、どうしていましたか?」
N「家から出ていないですね。ゴールデンウィーク以外も今はずっと在宅勤務ですよ」
Y「同じくです。外出自粛生活、いつまで続くんですかね」
N「うーん、わからないけど、最近この在宅勤務が暫定的なのか、これからも続くのかで働き方も変わってくるなと考えてます」
Y「ほとんどの企業で、今までは在宅勤務制度を”利用してもいいですよ”だったのが、今は出勤するのに許可が必要な状況ですもんね」
N「当初は暫定的でオフィスにいずれすぐ戻る前提で働いていたんですが、今は、従来の働き方こそ見直さなければならないなと実感していますね」
Y「在宅勤務に変わってから、何か大きな変化はありましたか?」
N「私は仕事で障害を持つ方の採用や雇用定着に取り組んでいますが、これまでと違うサポートが必要になっていると感じます。人によっては、この新型コロナウィルスの状況を人一倍、悲観的に捉えて落ち込んでしまっている人がいるんですよ。たとえば毎日のニュースを見てネガティブな情報ばかり拾ってしまい、会社の経営が悪くなったら自分は切られるのではないか、とか少しでも外出したら感染してしまうのではないか、と考えてしまったり…」
Y「うーん、なんだかその気持ちもわかりますね」
N「オフィスだと毎日誰かしらと顔を合わせるので、そういう感情の変化に周囲の人がすぐ察知することができるんだけど、在宅勤務だと意識的にコミュニケーションを取らないと得られない情報が増えるんですよね。在宅勤務が始まった当初は会社にいるのと同じようにメールでの業務報告程度のコミュニケーションしかとっておらず、ちょっとした気持ちの変化に気づきにくくなっていたな、と反省しています。」
Y「今はどうしているんですか?」
N「みんなの今の率直な気持ちをメールで聞いたんです。そうしたら3人に1人くらいは不安を抱えていそうでした。もちろんコミュニケーションが好きな人もそうでない人もいるんだけど、多くの人が人とのつながりを求めていることもわかって」
Y「今は直接会えないですもんね」
N「普段、オフィスにいると自然と聞こえてくるくだらない話や周囲とのちょっとした雑談。そんなに大事な話じゃないんだけど、それがない環境になって初めてその大事さに気づいた感じ。オンラインでミーティングした時にちょっとした雑談をすることも必要なんだな、って思います。」
Y「確かに今日、安井さんと最初ずっと犬の話をしていて癒されました(笑)」
N「そうでしょう!?笑」
Y「人との繋がり方やコミュニケーションの取り方も考えるいい機会ですね。確かにひとりでずっと仕事していると気が滅入りそうになるときあります。SNSを開いてもコロナウィルスの話題ばかりだし」
N「今は先が見えないけど、私が悩んでもコロナ問題はどうにもならないので悩むだけ損かな、って思って!」
Y「その考え方、ポジティブでいいですね!」
N「私はもともと楽観的なので、今悩んでも仕方ないことは今悩まず、本当に自分が悩む必要が出て来てから悩む!」
Y「心身ともに健康にしていないと免疫落ちちゃいますしね!」
N「そうそう!なんでもかんでも『コロナだから』とブレーキ踏まずに、今できる事はどんどんやって先のこと考えたいですよね」
Y「そうですね!ダイバーシティ&インクルージョンもネバーストップです!」
N「この状況はこの状況で今までにないことが楽しめてますね。毎日のように家族で一緒に夕飯が食べられるのは育休を取ったとき以来!」
Y「貴重な時間ですよね。私もすごい色々な料理にチャレンジしてレパートリー増やしています。」
N「料理上手になりますね!」
Y「手料理片手にまたZOOM飲み会しましょう!」