Minako Shimatani | Yuta Hasumi |
Y「島谷さん、今日の洋服も素敵ですね!いつも色使いがおしゃれ」
M「ありがとうございます」
Y「いつも何を基準に選んでいるんですか?」
M「ワクワクするかどうか、ですね!色や柄も」
Y「いいですね!それだと流行も色や柄も世代関係なくおしゃれできますね」
M「NHKの朝ドラやクイーンの映画なんかからもヒントを得ているんですよ。最近、この世代・ジェネレーションについてよく考えるんです」
Y「どうしたんですか?」
M「未来の世代は今の時代のことをどう考えているのかなーって」
Y「未来から見たら今の流行もまたくる、とかあるのかな」
M「未来から逆算して考える、まさにサステナビリティですね」
Y「今、島谷さんが専門で勉強なさっている分野ですね!サステナビリティとジェネレーションか」
M「次の世代が何をやるだろう?って興味を持つと日々の私たちの役割も変わってくると最近気づいたんです」
Y「何かあったんですか?」
M「お世話になった方々が亡くなることが続いて。最期にギフトをもらっているな、と。それは何かをやりなさい、ではなく自主的にコトを起こせるようにヒントをくれていたんです」
Y「へぇ、素敵ですね!押しつけではない知識やちょっとした一言なんですね」
M「そうなんです。ちょっとだけ視野を広げてくれるヒント。誰にどう役立ったかわからなくてもいいけど思い出して自主的にその人が何かやってくれたら十分だったのかもしれません」
Y「『俺の若い頃は』とか『これやった方がいいよ』とか親切のつもりでついやっちゃいがちですもんね、反省」
M「そうするとかえって世代の垣根を作ってしまうんですよね。おしつけになっちゃいけないな、と私もいつも反省しています」
Y「ジェネレーションギャップ、なんて言うとたちまち溝が深まってしまうことありますよね」
M「年齢のレッテルや壁って色々なところにあるんですよね。人材紹介でも年齢制限がなんとなくあったり、組織によっては同世代だけで固まっていたりして、若手だけ、ミドルだけとか。」
Y「私は自己紹介で年齢あまり言わないんですが、聞かれることがあります。年齢を言った瞬間、自分より年下であることがわかると突然態度や口調が変わったりすることもしばしばあります」
M「突然変わる…ありますね。それらも、次世代に何を伝えるか、その視点で考えていくと打破できる気がします」
Y「年齢を言うストレスもなくなりそうですね。今よりも気にならなくもなりそうですね」
M「まさにサステナビリティ、世代を越えて未来から逆算して考える、ですね」
Y「僕が大好きなドラえもんに会えそうな気持ちになってきました」
M「あ、だから蓮見さんはいつも青を着ているんですね」
Y「ば、ばれました?」