ふたりごゴト(June)
Miyoko Kojima | Yuta Hasumi |
Y「ハロー!」
M「ハロー! この挨拶、まだちょっと慣れないわ~」
Y「すぐ慣れますよ。」
M「そうだよね、なんでもそうだけど、慣れると違和感なくなるよね」
Y「わたしもロンドンでまだ慣れないことたくさんありますよ」
M「そういえばこの前、すごい違和感を持つ場があって」
Y「どんなことですか?」
M「意識高いひとの集まりだったんだけど、全体にポジティブすぎるというか」
Y「なんとなくわかる」
M「前向きにいこう!あなたもわたしもみんなで!・・・みたいな感じ」
Y「ひゃーそんな風に言われたんですか?」
M「言われてはいないけど、言われているような気持ちになったの」
Y「それはエンハラですね」
M「あ、それってこの間、記事になっていたこれ?」
Y「そうそう、「仕事に楽しさを求める」風潮になるエンジョイハラスメント」
M「仕事を楽しめるひとも、意味を求めず生活のために働くひともいるからね」
Y「ドアハラこわーい」
M「ドアハラ?ドアに腹ぶつける???」
Y「同調圧力ハラスメント、略してドアハラ」
M「聞き慣れない言葉だから違和感あり!!でもよくある状況よね」
Y「美代子さんはどうやってドアハラをかわしているんですか?」
M「『ここでは〇〇しないとだめですか?』って恐る恐る聞いてる」
Y「でも圧を感じて、聞くことすらできないことってありますよね?」
M「『いま、よそもののわたしは圧を感じています』って、言えるときは言う」
Y「場の空気はどうなっちゃうんだろ」
M「変わるのは周りの空気ではなく、自分の肩の力がいい感じで抜けるのよ」
Y「なるほど!これ次のふたりゴトでアップしませんか?」
M「この話を文字にしちゃって大丈夫かなぁ」
Y「こんな感じに書いてみました!」
M「ちょっとぉー文字が小さすぎるわ、老眼ハラスメントや」
Y「モジハラですかね?」
文字サイズは読み手に合わせよう。
To be continued(つづく)