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日経新聞 Nippon ビジネス戦記 「革新生む飲み会」

2013/11/26
「革新生む飲み会」
サンジーヴ・スィンハ
日本人はよく働くといわれる。勤務時間も長いし、週末に仕事をすることも多い。熱心に仕事をする一方で、もうひとつ、熱心なものがある。飲み会だ。もうすぐ忘年会シーズンも到来する。
以前、私が働いていた日本の証券会社でのこと。職場を見渡すと、毎日どこかのグループが飲み会を開いているのを発見した。

気の合う同僚との飲み会、同期入社の飲み会、女子会、誕生日会、お花見、花火を見ながらの飲み会、忘年会、新年会、カラオケをする飲み会。そして、お客さんを接待する飲み会・・・…。
海外では会社の飲み会が開かれることは少なく、国によってはお酒の販売時間の規制もある。治安の問題で遅くまでお酒を飲めない国もあり、夜の飲み会が多い日本は、それだけ安全な国ともいえるだろう。

夜遅くまで2次会3次会が続いても、次の朝には元気に出勤しているのが私にはまだ不思議だ。二日酔い対策の効果が期待できる健康食品が売れるのも納得だ。
会社や業種によって違いはあると思うが、日本の会社員の多くは飲み会でリラックスしている。会議室より斬新なアイデアが出たり、会社で言いにくいことを言い合って仲良くなったりすることもあるようだd私自身、日本の飲み会の場でビジネスのヒントを得たことは多い。

先輩に誘われて「しょうがなく」飲み会に行くという声もよく聞く。お酒を強要しないなど、節度を持つことは当然として、私自身は日本の「飲みニケーション」はイノベーションが生まれる場所だと感じている。
(サン・アンド・サンズグループ代表)