スパイスの魔法とインドカレー作り レポート

理事 蒲生智会

8月19日に「親子で学ぶ。スパイスの魔法とインドカレー作り」が開催されました。

講師はアーユルヴェーダビューティーアドバイザーであり、準ミスワールド2017でもある篠田るみさん。

インド人を母に持つ篠田さんから、インド文化について聞くことからスタートしました。

人口13億人、使われている言語は22を数え、インド紙幣には15言語が印刷されているという、まさに多様な民族・言語・宗教によって構成されており、インドというと私たちがイメージするターバンをつけている人は実は少数派で、なんと100人に2人だそうです。インドへの先入観が払拭され、多様性を意識できる導入でした。

スパイスについてのお話はシナモン、カルダモンやクローブなど、いくつかのスパイスを手にとり、香りを嗅いだり割って種を出したりしながらスパイスの効用について学びました。

スパイスというとカレーのイメージが強いですが、インドではデザートに使ったり、体調を整えたり病気の治療に使われる薬の役割もあると知ってスパイスの奥深さを知りました。

暑い夏を乗り切るための涼しくなるヨガレッスン体験では、呼吸に合わせて涼しくなるポーズを学びます。インドの暑季は40度を超え、灼熱の熱さ。乗り切る知恵として身体に籠った熱を取る呼吸法とヨガポーズは今年の日本の猛烈な熱さにもすぐに使えそうです。暑さをしのぐ方法も国によって違いますね。

 

ここからはキッチン付きの調理室に移動して料理教室が始まります。大人は2グループでそれぞれチキンカレーの調理、子どもたちはクミンバターライスとデザート作り。スパイスの役割は全部で3つ。香りづけ、辛み付け、色付けを調理の工程に応じて使い分けていきます。

スパイスをフライパンで香りが出るまでローストし、さらにそれをミルでパウダーにしていくと部屋中いっぱいにスパイスの良い香りがして口々に「良い香り」「美味しそうー」と声があがりました。日本で一般的に作るカレーとは作り方も工程も異なっており、カレーに対するイメージが変わりました。

最後に待望の試食タイムです。最後に加えるガラムマサラで辛みを強くしたカレーとの二種類を全員でいただきました。チキンも柔らかく仕上がっていて、スパイスとトマトの酸味も夏にぴったりの美味しさ。同じカレーでも辛さを調節でき、辛い方を選ぶ子ども、辛くない方を選ぶ大人も自由に選べました。

子どもたちの作ったフルーツヨーグルトもカルダモンが入っていて、ほのかなスパイスの香りがとても心地よく、意外な組み合わせでも大人も子どももおかわりするほど楽しみました。

 

インド文化を知り、ヨガを体験し、スパイスを使った料理をする。五感を刺激することでいっそう異国を知ることが出来て、食と文化の多様性を学びました。

GEWELとわたし(村松邦子)

NPO法人GEWELは2003年の設立以降、ダイバーシティ&インクルージョンを中心に、多くのひとに影響を与えてきました。GEWELと関わったことをきっかけに、新しい何かを起こしてきた「コトおこし」の例を紹介していきます。

File04:村松邦子

 

GEWEL代表理事/(株)ウェルネス・システム研究所 代表取締役/日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)参与/経営倫理実践研究センター 上席研究員

Q. あなたを掛け算で表現すると?
D&I×ウェルネス(健幸)×サステナビリティ

東京生まれ、東京在住。グローバル企業でさまざまな経験を重ね、50歳で独立起業しました。企業倫理とダイバーシティ推進に取り組む中で、ヘルシーカンパニー(健康経営)と働く人のウェルネス(健幸)に興味を持ったことがきっかけです。
現在は、企業、NPO、スポーツの分野を行き来しながら「人・組織・社会のウェルネス」を探求しています。
「普段はどこで働いているんですか?」が一番答えにくい質問。NPO代表、研究員、社外取締役、参与など、複数の肩書を持っているので、在宅勤務も含め、いろいろな環境で楽しく仕事をしています。
25歳までバレエ一筋だったので、体力には自信があります(笑)。

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自分の強みを知る・活かす交流会 レポート

GEWEL正会員 難波裕子

 

8月5日、「自分の強みを知る、周りを知る」というイベントが行われました。

GEWEL正会員でもある藤田珠代さん(Gallup認定ストレングスコーチ)の企画により、猛暑にもかかわらず満員御礼となりました。

ストレングスファインダーとは?からお話しが始まりました。

「強みの元となる34の資質が分かること」、「強みを周囲に貢献していくために活用していく」ことや、「強みを伸ばすほうが弱みを伸ばすよりも何倍も伸びる!」調査結果もあることなどを教えていただきました。

その後、その34の資質の概要と共に、その資質が高い方のリアルな声を聞く時間がありました。

毎日の中で、意識しないで出来ていることや資質の特徴で思い当たることは何か?という問いに、

・まさにそう!

・この部分がそういうところもある

という声があり、それぞれの資質の理解が深まりました。

 

その後、実際に組織の中でストレングスファインダーを活用してコミュニケーションを取られている会員の山田弘さんから、チームで強みをシェアして円滑コミュニケーションが推進されている事例をご紹介いただきました。

ともすれば「性格診断なんじゃない?」と捉えてしまう傾向もありますが、ストレングスファインダーはツールであること、いくつもの資質が絡まりあって「私」が作られていること、強みは意識せずに自然とできしまうこと、そこを伸ばすことは弱みを克服するよりも大きいことなどが分かる、有意義な時間となりました。

 

『多様な人の「強み」を知り、活かしあう、そしてそれを周囲に貢献していくために活用する、』ということは、ダイバーシティ&インクルージョンの一つの形なのではないかと思います。

九州インクルージョン研究会 レポート

2018年7月25日(水)14:00~17:00、北九州市小倉北区ミクニスタジアムにおいて、第二回九州インクルージョン研究会を開催しました。

メインファシリテーターは理事の蓮見勇太さん。企業内でD&I推進をした経験を交え、D&I推進において、ボトムアップの動きをつくる方策を考えました。

会場には、北九州市だけでなく、福岡市、久留米市などから、30名のD&I担当者が集まり、自社の状況を共有し、アクションを検討しました。
前段では、ボトムとは何か?そして、D&Iを推進するメリットとは何か?から。特に、「ボトムをどう定義するか?」「個人としてのD&I推進によるメリットの言語化」に関しては、明確なようで具体化できていなかった、との声があがっていました。


また、上記の例示として、蓮見理事が前職で経験した九州拠点でのトピックやD&Iの推進に熱心だった社員が、活動を通じてその能力を認められ異動のきっかけになった話などを提供しました。

後半では、具体的な施策と担当者のアクションについて、参加者同士で対話しました。3つのフレームで施策を考えるワークは、自社に持ち帰り上司や同僚と検討していただけそうです。

今回の研究会は、自社での推進位置づけや施策について、必要性を痛感した担当者が多くありました。